ゆりかもめる


先日、はてなハイクでのオフ会のお誘いを頂いたので参加して来た。
元は、去年末の同じくハイク忘年会。
1次会から最寄駅までの帰路をご一緒した方に、
「お絵描きハイカーさんにお会いしたい」と言う旨を伝えていて
その方がそれを覚えていて下さった事。
ちょうど、そう言う話が持ち上がっているのでどうですか?
と有難いお誘いを頂いたので、一も二も無く飛びついた次第。
 
集合場所はお台場。
私は初めての場所。
集合時間は午後だったので、折角だから、と午前は上野へ。
iPhoneに変えた時から使っているケースがひび割れているので
いい加減買い換えよう、と。
無事上野ヨドバシで購入。
その後、東京とは思えない程の暴風の中、アメ横。
アメ横は学生時代に友人と来た以来。
あの頃は、怖い所だ、と言う記憶だったアメ横。
今は程よく雑多な感じで、良い場所だなぁと思った。
歳を取ったと言う事だろうなぁ。
 
その後、初めてゆりかもめに乗って集合場所へ。
ゆりかもめから見える景色は不思議だった。
お台場で、観光名所や凄いビルが見えたと思ったら
貨物系のどっしりとした施設やトラックが見えたり、
電車(一応ね)の真横を道路が並走していたり。
ぽかん、とした顔でずっと外を見ていた。飽きなかった。 
 
誘って下さった方は体調を崩されて残念ながらお会い出来なかったけれど、
他の方と無事合流、幹事さんの案内で会場へ。
会議室のような所を時間借りして下さっていた。
そこで、「villa paletti」と言うゲームをしましょう、との事。
ジェンガにも似たゲームで凄く面白かった。
私は如何にして勝つか、とゲスい手を使いまくるも0勝。
その間も、集っているのはお絵描きハイカーさん達なので。
状況を絵で描いたり、持参したスケッチブックに字を書いたり。
室内のホワイトボードに落書きしたり、楽しかったなぁ。
その後はまったりと絵を描いたり、絵の話をしたり。
ハイカーさん達がそれぞれ過去に描いた絵を見せて頂いたり。
物凄く刺激を受けた。
私も固形水彩道具が欲しくなった。
 
その後はお台場ガンダムを眺めつつ新宿へ移動。
ロシア料理に舌鼓を打ちつつ談笑&お絵描き。
ボルシチもストロガノフも、チーズフォンデュも初めて食べて
物凄く美味しかった・・・うっとり・・・
はと麦のサラダ、もはと麦が香ばしくてさくさくしていて美味。
こうして新しい料理の開拓が出来るのもとても嬉しい。
 
河岸を変えて、今度はカラオケ屋さんへ。
個室で、人目が気にならず(絵を描くのでね)、と言う理由で。
そこでもお絵描きだったり、1曲歌って頂いたり。
楽しい時間は本当にあっと言う間で、時計を見る度に吃驚した。
オフ会に参加するたびに思うのが、ハイカーさん達の距離感。
皆さんのフレンドリーな距離感がとても心地よい。
大人なんだな、としみじみ有難く思う。
人見知りの私がこうやって参加出来るのも、皆さんが大人だからだ。
また、今度、ぜひお会いしたいなぁと思ってばかりいたオフ会だった。
本当にありがとうございました!

じをおう


この所、字を追うのが億劫で漫画ばかり読んでおりまして。
漫画は漫画で大好きですし、面白そうなタイトルを見つけると
ぞくぞくと嬉しい気持ちになりますが。
最近、気分が何となく落ち込む日がございましてね。
気分がこう、内向きになると私は本が読みたくなるのです。
完全に現実逃避ですわね。
と言う訳でよぼよぼと活字の世界に戻っております。
とは言え久しく離れていた世界ですので。
エッセイなどの軽めの文章から目ならしをしています。
買ってからちみちみと読み進めていた「香調師の手帖」を読了。
私は鼻炎もちなので香りには鈍感ですが、面白かった。
資生堂の香水が出来た背景は勿論、色んな香りの知識や、
著者である中村さんご自身の香りにまつわる体験などなど。
香水に興味がある方は読んで損は無いかと。
 
後は星野名人こと、最近イケメン扱いの星野源氏のエッセイとか。
こちらは私が知ってる、SAKEROCKの星野氏で面白かった。
 
こうやってだんだんと慣らして行って小説なども読みたい。
物語はどうしても入り込んで読んでしまうのでまだしんどい。
読んだ後に頭がぼーっとしてしまうのですよ。
元々あまり小説を読まないのです。
特定の作家の、面白そうなあらすじのものだけ読む的な。
しかも大体癖がある面白さを求めてしまうので。
幼い頃は星座の神話や「とりかへばや」等に親しみ、
母の影響で赤川次郎を読みふけって来た私。
そこに酒見賢一氏の「後宮小説」でストレートを喰らい、
京極夏彦氏のデンプシーロールをもろに浴び、
「八犬伝」の衒学趣味によろめいて来た私。
森見登美彦氏の登場に目を見張り、梨木香歩さんを香る。
中々「これぞ」と言う作家を発掘出来ておりません。
自棄を起こしたら「陋巷に在り」読み直しの暴挙に出るかも。

としのわすれの


はてなハイクの忘年会に参加して来た。
横浜オフに続いて、ハイクで毎年恒例になっているオフ会に初参加。
今年は東京タワーに登ると言う計画。
東京タワー、数年前に友人達とキリンジのライブに行った帰りに
(泊りがけで行ったので)ホテルに戻る前に麓に行った以来。
その時は到着時刻が遅くて登れなかった。
なので、初東京タワーからの眺め。
 
集合は午後なので、少し早めに東京に行ってぶらぶらと。
その日は少し雨が降っていてちょっと残念な天気。
新宿駅で軽く迷子になる・・・あそこは魔窟だ・・・
と言いつつ、迷いながらも適当に出た出口がビンゴ。
ちょうど私が寄りたい場所に一番近い出口だった。
先輩へのお使い物などを買い込み、いざ集合場所へ。
 
集合して、雨が降る中を皆さんと東京タワーへ。
この道のり、水曜どうでしょうの「東京ウォーカー」と同じ。
画面で見た覚えがある景色に一人静かにテンションup。
途中の増上寺に圧倒される。
東京のど真ん中なのに、空気が違うと言うか。
音が吸収されていくような感覚。
 
いざ東京タワー。
土曜日と言う事で混雑が予想されるも、生憎の天気のせいか
人は(タワーにしたら)まばら。
並ばずにすっと入れた。
展望台からの眺めは凄く良かった。
ルックダウンウィンドウも中々の迫力。
高所恐怖症の人には堪らないでしょうが。
実は私も高所恐怖症の気はあるのですが、興味が勝った感じ。
更に上の特別展望台まで上がる。
そこで、「もう一つの東京タワー」の景色を堪能。
上がったのは夕暮れ頃だったのだけれど、日が暮れるまで
ハイカーさん達とおしゃべりしながら眺めていた。
 
東京タワーから降りて、1次会のお店へ。
料理はどれも美味しく、割とマジ食べをしてしまった。
お絵描きハイカーさん達に絵を描いて貰ったり、
勿論おしゃべりをしたり。
プレゼント交換もにぎやかに楽しく、時間がアッと言う間。
サウジアラビアからいらしていると言うハイカーさんも来ていて
私は絶賛人見知りを発揮して話し掛けられなかった・・・
後悔・・・ 
 
前のオフ会でお会いしたハイカーさんも、
はじめましてなハイカーさんも皆さん良い方ばかりだった。
ほんとに参加して良かったなぁ。

こえどであそぶ


少し前になってしまったけど、川越に行って来た。
父の「どこかに行きたい」熱が高ぶっており、その一環で。
私たちが行く少し前にアド街ック天国で特集された事もあるのだろうか、
川越は観光客でごった返していた。
そして寡聞にして存じ上げなかったのですが、芋が有名なんですな。
どのお店も熱いさつま芋推しでした。
焼きおにぎりにしたり、バウムクーヘンにしたり。
勿論さつま芋をそのまま売っていたり。
甘味を銘菓にして売っているお店が多々あり。
川越の街は全体的に甘いかほりに満ちていました。

さつま芋ソフト。
舌触りはシャーベットに近いシャリシャリ感。

どうバカにはおなじみ、水曜どうでしょうの名企画。
対決列島」で大泉先生が買い求めたながーーい麩菓子。
父が喜んで買っていました。美味しかったです。

今時期の限定なのか、ずっとなのかは解りませんが
街の通り沿いを、ずっとこんな風に綺麗な布がはためいておりました。
絶妙に和っぽい色合いで街中に合っていてとても綺麗。
空とのコントラストが素晴らしい。

街のシンボルである、時の鐘。
歴史ある建物でずっと続いているお店も勿論あったし、
リノベーションしてまた新しい魅力を吹き込むお店もあったし、
しんしんと積もって来た歴史と、これから積み上げられる歴史。
どちらも感じられるすてきな街でした。
また機会があったら行ってみたいなぁ。

やきうのきせつ


 
今年もこの季節がやっと来た。
と言う訳で神宮球場へ野球観戦へ。
夏休みで子供たちが溢れかえる前に行きたかったのですよ。
今年初観戦は、対横浜DeNA戦。
今回、神宮に行く前に池袋西武で化粧品を買う!!
と鼻息荒く決めていたので。
NARSで諸々買いました。
カウンターで買うのは初めてでしたが、丁寧なBAさんで良かった。
色々アドヴァイスも貰えたし。
 
そして池袋界隈をぶらっとして、いざ神宮へ。
今年も「特にレプユニも着ないが、カメラで激写しまくる」
と言う怪しい行動をとる私。
一人観戦だとレプユニはハードル高い(遠征しているし)。
つば九郎先生や、打撃練習している横浜の選手、
ウォーミングアップをするヤクルトの選手などを激写。
していたらば、つば九郎先生が近くに。
就学前位の子供たちがサインをお願いしているのに気づいたらしく。
サインをし始めたのですかさず私もサインをお願い。
サインして貰えたー!
緊張のあまり手が震えました(実話)。
その後すぐに宮本選手もサイン会開始。
そちらにも滑り込んでサインを貰えました。
後は選手のウォーミングアップを観てしばしまったり。
 
試合は、満塁ホームランで先制され・・・
その後追い付き逆転するも、最終回でまた追い付かれ
結局引き分けと言う何とも煮え切らない結果。
これでまた、神宮に来る気合が高まりました。
また来るぞ神宮。
待ってろよつば九郎先生。

ばら、ばら、ばら


今年もまた、ばら園に行く季節がやって来た。
前橋は敷島公園内にあるばら園。
なんと太っ腹な事に入場無料。
(開園当初は入場料があったと聞きますがどうなんだろう)
園内は常にメンテナンスの作業員の方によって丁寧に整えられ
恐らく春と秋で植え替えを行っているので、春秋で常に
見ごろのばら達が園内で競うように咲き誇る。
そんなばら園なので、春秋のばら園まつりは大盛況。
臨時の駐車場が第3まで出来る騒ぎ。
何かのツアーに組み込まれているのか、バスもちらほらと。

ばらに限った話では無いけれど、矢張り写真は難しい・・・
先日物置で発見した、父のフィルム一眼も持って行ってみた。
フィルムカメラを触るのは学生時代以来。
しかもそれですらAFだったが、父のカメラはMF。
取り敢えず家にあったフィルム1本分は撮ってみた。
まだ現像に出していないのだが、どうだろう・・・
でも、ファインダーを覗いて写真を撮るのは楽しい。
うっかり、EOS kissとか、そう言うデジイチが欲しくなってしまった。
今使っているE-PL1sですら使いこなせていないので自制。


こうして撮っていると、当たり前だけど自分の好みが浮き彫りになるなぁ。
一重咲きのばらよりも、こういう多弁のばらが好きだ。
いかにも、「ばらと言ったらこれ!」と言う感じの。

天気にも恵まれ(過ぎて少し暑かった・・・)、園内の人たちも
それはそれは幸せそうにばらを眺め、撮り、散策していた。
秋はまたしっとりとした雰囲気で良いのだけれど
春のばら園まつりは園内に多幸感が満ちみちていて好きだ。