ばらえん

去年の秋以来で行って来た。
今度はばらの季節にちりばつという事で、正に満開。
(正確に言うとちょっと時期が遅かったようではあるけれど。
 咲き頃を越えたと思しきばらがいくつか・・・でも満足)
只今春のばら園まつり真っ最中、大混雑。
県営公園の一角だからか、入場は無料と言う太っ腹ぶり。
ばらのブースの脇には出店も出ていて賑わい賑わい。
 

 
エンプレスミチコ。
言わずと知れた、美智子皇后のばら。
皇太子妃の時のばらもあって
 

 
こちらがプリンセスミチコ(これは昨秋に撮ったもの)。
皇太子妃の時はオレンジで若々しく可憐な感じ、
皇后になったらしっとりと淡い色合いで落ち着きと美しさを。
そう言う表現の違いなのかな?と思いを馳せるのも楽しい。
故ダイアナ元皇太子妃のばらもあった。
 

 
私の写真の腕のせいでイマイチ伝わらないのが残念だけれど
このばら、本当にぱっと目を引く美しさだった。
遠目から見て、「あ、きれいなばらがある!!」と思うくらい。
 

 
資生堂がかつて名香として世に出したばら、芳純。
「これがあの!!」と感動した。
香水の芳純は残念ながらその香りを知らないのだけれど。
 

 
讃歌と言うばら。
エディット・ピアフの事を思いながらキャメラに収める。
 

 
これはオリジナルのばらで、あかぎの輝きと言う品種。
平成20年開催の「全国都市緑化ぐんまフェア」を記念したばらとの事。
このばらは、咲く過程で色が変化するのだそう。
確かに何株かあったばら、全て色合いが微妙に違っていたなぁ。
 

 
王朝。
何となくシノワと言うか、そんな雰囲気の色合い。
 

 
ひさみ。
ちょっと珍しい色?
 

 
名前を失念してしまったけれど、かなりお気に入り。
芍薬っぽい花弁と色が愛らしい。
 
ばら園の中は、まさにばらの香りでいっぱい。
思わず何度か深呼吸した。
実は私はばらの香りが苦手だった(今は割と好き)のだけれど
矢張り天然のばらの香りは素晴らしい・・・
来園していた方たちも、皆思い思いにばらに顔を近付けて香っていた。
その様子は本当に多幸感に満ちた光景だった。
 
かなり日差しが強くて暑かったけれど、行って良かった。
秋にまた行こうかなぁ。